電気羊

群盗の電気羊のレビュー・感想・評価

群盗(2014年製作の映画)
4.2
これはまさに韓国版「水滸伝」。血沸き肉躍る英雄譚だ。国民を虐げ酒池肉林を貪る朝鮮王朝。屠殺人のトルムチは、支配者の妾の子であり武術達人であるユンから、権力争いの手段としてある妊婦を殺害するよう指示を受ける。寸でのところで殺害を思いとどまったトルムチだったが、ユンが放った暗殺集団により母、妹とともに一家皆殺しの口封じで処分されることに。かろうじて一人だけ生き延びたトルムチは生きる気力を失うが、強きを挫き弱きを助ける志高い義賊に認められ一族への加入を許される。そこで国家を倒す意味を持つ新しい名前「倒置(トチ)」を授かったのであった。民衆を虐げる王朝を倒すため、そして母と妹を殺したユンを倒すためトチと義賊集団の戦いが始まる。トチは水滸伝ならさながら九匹の竜の入れ墨を持つ「九紋龍史進」か。激熱すぎる。