ねぎおSTOPWAR

群盗のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

群盗(2014年製作の映画)
3.9

群盗とは・・
テホ(イ・ソンミン)お面👺
テンチュ(イ・キョンヨン)
テギ(チョ・ジンウン)
マヒャン(ユン・チヘ)
チョンボ(マ・ドンソク)笑
クムサン(キム・ジェヨン)

そして因縁を経て仲間入り!
牛白丁、トルムチ→トチ(ハ・ジョンウ )

・・彼らを主要メンバーとする組織のこと。

ヨーロッパの王国にせよ、地主にせよ、日本の城主もそれこそ朝鮮でも同じ構造です。一部の富める者の下には虐げられた貧しい民がいるわけです。
この映画では単に貧しいだけじゃなく、そこから追われたらもう盗賊になるしかないよねって。しかしそこには立派な指導者がいて、🐭小僧よろしく悪人たちを成敗するわけです。そして貯め込まれた食料を民に分け与える組織。

それだけだと「いい話や」ってだけで映画になりませぬ!
全羅羅州の大富豪チョ・ウォンスク大監の息子チョ・ユン(カン・ドンウォン)がそれを上回る生まれながらの悪党なんです。カン・ドンウォンが悪党なんです。もう一度言います、ファンのみなさま、カン・ドンウォンくんが悪いやつなんですよー。笑

チョ・ユン、トチの人生の綾が描かれ、その上でこの二人の関係性がストーリーを織りなします。
あるっちゃあるんです。確かに既視感・・。もっと言うと、出生の秘密×悲劇は韓国テレビドラマの定番中の定番。

でもね、この映画の面白いところは、どこかアメリカンニューシネマのような、西部劇のような、変に小難しくせずにエンターテインメントとして割り切ったところにあると思います。それだけじゃなく、当然ハ・ジョンウってなるとこを、意外にって言ったら失礼かもしれませんが、カン・ドンウォンくんがいいんですよ!!
後半の15分くらいがカン・ドンウォンくんの見せどころです。頑張ったと思いますよ!ファンの方是非観てあげてください。


〈222〉