よりサム・ライミ監督のやりたい路線に寄せてきたホラー作品の続編。ホラーというよりもはやコメディ。
サム・ライミ監督最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』鑑賞に向けて本作を復習しました。
前作『死霊のはらわた』の続編ではあるのですが、冒頭に描かれる「前作のダイジェスト」が、前作の内容とちょっと違うんですよね。。。
この時から既にサム・ライミは「マルチバース」的な感覚を作品の中に表現していたのか!?と勝手に納得。
そして主演の「ブルース・キャンベル」が「呪い」と戦うという展開は前作と全く一緒なのですが、本作では結構思い切って「コメディ要素」を入れてきています。
ブルースの顔芸、ブルースと彼の「手」による一人ドリフコント、ゾンビとの爆笑必死のドタバタバトル、そしてラストのトンデモ展開。
これは「ホラー作品」として見るのと、「コメディ作品」として見るのとでは評価が全然違うと思います。
これから鑑賞する方はぜひ「コメディ作品」という認識で見ることをお勧めします。
そして本作を見ておけば、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』での「あのシーン」にニヤニヤが止まらないはず。復習必須の作品です。
2022/4/30鑑賞