私を好きな人か。私が好きな人か。
自分が漫画の中のヒロインだと信じて疑わないはとり(桐谷美玲)は幼なじみの利太(山崎賢人)からの告白を心待ちにしていた。しかし利太は自分より不細工な女の子と付き合うことに。ヒロインに返り咲くためにあれやこれやアプローチしていると別なイケメンの弘光(坂口健太郎)に目をつけられて?
コメディの方向に極力振った少女漫画映画で、少女漫画の映画化はこんなもんでいいと納得してしまう見本的なつくりになっている。
主人公がいて相手のイケメンがいて、ライバルの女の子がいて主人公を好きになってくれるイケメンがいる。関係図も理想的。
コメディさもつるっぱげになったり矢が刺さったりと非現実的。映画を観てる!って気になる。
目の保養な山崎賢人と坂口健太郎。女の子が見ても美人な桐谷美玲と配役もぴったり。桐谷美玲はコロコロ表情や感情が変わるのがキュートなのがいい。彼女に真面目演技は難しいだろう。
程よいキュンキュンポイントと下がりすぎない修羅場やシリアス部分。収まるところに収まるエンディング。まとまってるうー!かといって高いポイントかっていうと全然そんなことない。2.5点中2.5点なんです笑 やっぱり少女漫画は下手に真面目にやらずにコメディに寄った方が軽く観れるのかな。