期待しないで観た『センセイ君主』を意外に気に入ってしまったのですが、この映画は原作者が同じ漫画家の少女漫画で、なんとなくヒロインのキャラクターが似ている部分がありました。
幼馴染というキーワードも一緒だし、山崎賢人と桐谷美玲のカップルにちょっかい出してくる坂口憲太郎は、『センセイ君主』の弘光先生の弟、という設定。(映画としてはこちらが先に実写化)
桐谷美玲ちゃんはとてもきれいで、変顔したりぞんざいな口をきいたり、何よりも幼馴染の利太(山崎賢人)にためらいなく好き好きアピール大全開なのがちょっと引いてしまうのは、原作者の好みなのかな?
利太が、なんの取り柄もないぶっきらぼうな男の子でただ、ちょっとかっこいいからってもてるだけっていうのがいかにも少女漫画。
少女漫画らしい突飛さはこちらの方が過激だけど、登場人物への親近感は『センセイ君主』の方があるかな、個人的に。
最後の冬のハウステンボス?のイルミネーションやロケーションはとてもきれいで、うーん、恋に恋する恋気分の10代だったら、彼氏と行きたい雰囲気満載でよかったですよ。
桐谷美玲ちゃんは好きな女優さんですけどなんといっても手や指がきれい。
こういうコメディエンヌ風の役って難しいけれど、桐谷美玲ちゃんでぎりぎりセーフ。
あんなにお化粧したり、髪を巻いたり、おしゃれする女子高生を彼女にしたら疲れるだろうなぁ、って今の私なんかは思ったりする。