極端な話「演技」ってものをほとんどしたことがないんじゃないかってくらい毎度一本調子なキアヌ・リーブス。そんなキアヌも今回はいろんな表情、演技を見せてくれる。
ミヒャエル・ハネケの『ファニーゲーム』を彷彿とさせるムカつきを覚えるんだけど 、まぁこっちはキアヌに多少の落ち度がなくもないし、奥さんが芸術家で旦那が元DJの現建築家っていう絵に描いたような鼻持ちならない家庭なわけでね。被害者はキアヌ1人だし…っていや、1人えらいことなっちったやつがいたな。まぁいいや。
ラストの「いいね!」が最高だった。息子の最後の一言といい、いろいろあったけど、鑑賞後はコメディを観たような後味が残った。