まっつん

ノック・ノックのまっつんのレビュー・感想・評価

ノック・ノック(2015年製作の映画)
3.6
良き家庭人が一夜の過ちで身を落としていく本作。イーライロス監督による「メイクアップ 狂気の3P」のリメイクです。

男性のみなさん、どうですか?笑。妻子は数日間外出中。そこに雨でビショビショに濡れた露出度高めの美人が2人訪ねてくる。親切心から家に入れてみたらあれ?なんかやたらとボディタッチが多いなと。話していくと下ネタ全開の大胆なトーク。気付いたら全裸でガンガン誘惑してくる。しかもこっちは3週間セッ◯スしてないと。

すみません!!これは無理です!!!笑。完敗です.....

まぁこの女の子2人普通にキ◯ガイなんですけど、めちゃくちゃエロいキ◯ガイに狙われたら逃れようが無いなと思いましたね。これはどうしようもありません笑。女の子の片割れをイーライロスの奥さんが演じているんですけどこれが超可愛いの....俺結構ファンなんすよね笑。んで映画に出すたびに酷い目にあわすっていう理想的な夫婦関係ですな笑。羨ましい笑。もう一方のアナ・デ・アルマスちゃんもおっぱい大きくて良かったっす笑。

主演はキアヌリーヴス。電脳世界の救世主として戦争を終わらし、かたや元殺し屋として愛犬を殺したギャングを血祭りにあげてきた男が今回は非常に情けないことになってますね笑。ベッドに手足を縛られ、口に娘のパンティを突っ込まれ、挙げ句の果てには首から下を地面に埋められるという始末。完膚なきまでのフルボッコです。

でもやっぱ他人事とは思えない部分もあって、誰だって大なり小なり恋人やら奥さんに後ろめたさってものは感じてるものではないのでしょうか?全く無いとか言う奴は絶対嘘つきです。石でも投げられるべきです。だからやっぱ怖いですよね。誰もが今作のキアヌと同じ過ちを犯す可能性は否定しきれないわけじゃないですか。

そして本作はイーライロスとしてはゴア度が低めになっています。もうちょいせめて欲しかったかなぁーって感じがしなくもないんですが、やはり本作最大の争点は「オリジナル版、衝撃のラスト問題」です笑。僕オリジナルのラスト凄い好きなんすよ笑。こんな終わり方ないですよ。一応勧善懲悪的なノリなのかなと思うんですけど、あまりに唐突すぎてカタルシス一切ないんですけどっていう笑。本当に何の脈略も無くてその暴力的な終わり方が好きだったんですね。

んで今作はイーライロスどんな工夫をしてくれるのかなぁ!と。オリジナルそのままやるのか?!それとも....?!って感じでワクワクしてたんですけど正直食い足りないかなぁっていう。確かに「メイクアップ」の現代的ブラッシュアップという点では堅実かなと思うんですが、ちょっと消化不良というか、納得いかないといいますか。

あとイーライロスの映画って意外性がひとつの見所であると思うんですど、今回はそこがあんまり感じられなかったのが残念だなと。

でもまぁエロい女の子達が長い時間映ってたし、おっぱいも観れたしいいか!