Cisaraghi

四季のCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

四季(1969年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

今の時代、芸術という言葉自体が古色蒼然とした印象やら大仰なイメージやらを抱かせる少々古くさい言葉になっている気がする。そういう意味も含めた芸術という言葉が最も似合う国は、やはり何といってもロシアじゃないだろーか。この作品も、美術様式・衣装・音楽、全て純ロシア産で賄っていて、羨ましい。特に音楽は強み。やはり、西欧諸国ほどアメリカ文化に侵食されていないところが違うのかな?だから、作品の雰囲気は19世紀。
 冬が一番華やかな季節として描かれているのは、さすが冬の本場ロシア。

But, 他の方のレビューを読ませて頂いて気がついたのだけれど、確かにこれはIt's a small world ロシア版ぽい!

青いワニの話同様、手芸とアニメの合体だが、アニメというよりむしろ人形劇みたい。細かい手芸に恐ろしく手間がかかってそうな分、精緻な美しさを極めている。
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