MARUKO

スター・ウォーズ/最後のジェダイのMARUKOのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

やっぱり最高だ❗
めちゃくちゃカッコいい❗
さらに次が気になって仕方ないいい繋ぎだった。ジェダイだけが主役じゃない。

…でも好きだからこそ目がつく点もある。正直に書く。

オープニングからエンジン全開!興奮MAX!大好きなポーがXウィングガンガンにぶっ飛ばして最高❗無茶して怒られてるのも勢いあるポーらしいと思った。
結構フランクなギャグ多めで、これもこれで好き。あんだけ間をとった前回のラスト。それをライトセーバーポイッでぶった切るのは、雰囲気台無しだけど個人的には好き。BB8も相変わらず可愛らしい。

心を鍛えていないレイがダークサイドとの境をさまよう様子、同じように“ベン”がさまよう様子。それを表す演出がかなりよかった。R2がレイアを映して「ずるいぞ…」はなんだか泣けた。
特に最高によかったシーンは(名前は忘れた)臨時隊長がライトスピードで突っ込むシーン。初日朝一は流石にファンが多かったか、無駄な物音を立てる人がおらず完全な沈黙が出来上がった。それもあって鳥肌ブワーーーッ!!ゾクゾクゾクーーーッ!!私ニヤニヤニヤーーーッ!!過去一カッコいい演出だった。


でも、気になる点も。
フォースについて。
フォースがあまりにも魔法の力になりすぎてて残念。今までできなかった通信機能搭載。あんなにはっきりと会話させてしまうのはどうかと思う。周りが見えなくなる感じ、心に話しかける感じは伝わったが、感じるのがフォースだったのに…。
ルークの最終奥義もどうだろうか。ちゃんと足跡ついてなかったよ!ってそういうことじゃない。あれが他の人に見えず、カイロレンやレイアだけに見えていて、怒りで回りが見えていないレンが足止めされるとか、敵に飛びつこうとするフィンを、ポーじゃなくレイアが止めるとかしてほしかったかな。
結局レイも自分でフォースに目覚めた感じに映ってみえた。フォースを悪い風につかいすぎて、魔法にみえたのがかなり残念なところ。
核心的なのはラストの男の子。簡単にほうきを引き寄せた。フォースって内にあるものを鍛えて研ぎ澄ませていくものではなかったのか……

《《これも変化なのか。僕らが古いままなのか。カイロレンが口にする世代交代の意。ルークも次の世代を育てるつもりはない、みたいなことを言っていた。
何かが違う。これは今後受け入れなくてはならないのか。この変化を受け入れられるラストに期待して…(でもやっぱりフォースの本質が変わるのはどうか…変わるべきところ、そうでないところがあると思う)》》

フィンのパートの必要性や、名前を忘れる程の登場人物。フィンのパートに出てきた彼女をあんなに推す必要が合ったのか。思い入れがない上に、今後活躍させるつもりならパンチがかなり弱い。結果フィンパートの作戦は失敗する上に、敵に作戦がばれる始末。戦争というならこれがリアル、それは分かるし充分頷ける。でもあまりにも何事もなさすぎる合流。いらんキス。正直“?”。その点エピソード4から6では、名前こそ覚えてないものの顔は覚えてる、そんな戦士たちが多かった。臨時隊長もかなり正義感があり、勇敢な役どころだが、何せその役をさせるには思い入れが足りない。ポーももう少し活躍してほしかった。。。

今までのスター・ウォーズの形をぶっ潰しにかかった勇気ある作品。
ジェダイだけが主役じゃない。血筋が全てじゃない。スター・“ウォー”ズでしょ?と切り捨てた感じ。その多様化だったり、再定義だったりは素晴らしかった。(だからこそ個人的には、ポーとフィンは一緒に行動して、新キャラを増やす必要はなかったと思う。一緒に行動してよりシャープな脚本になったら超大傑作だった気がする)

カイロレンのキャラクターはほんとに好き。アダムドライバーの演技がとてつもなく良いので、どんどん好きになる。
ダース・ベイダーと同じように葛藤するがそれとは根本が違う。怒りのマスクで再びそれを覆う。レイもいよいよフォースを継ぐものになった。今回は結果闇に堕ちなかった(?)が、その余韻も残しつつ。彼女の強さの源は?そして何よりルーク!大好きなルーク!みんなのためにいのちを燃やしつくしたルーク!ありがとう!!いろいろ書いたがまだまだ途中。次回作はフォースの覚醒のJJエイブラムス!いやでも期待が高まる!!!
MARUKO

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