ケロケロみん

スター・ウォーズ/最後のジェダイのケロケロみんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズシリーズ鑑賞は「フォースの覚醒」と去年の奴で三作目です。1〜6は見ていません。皆の話やテレビやドラえもんで登場人物を知りました。まず疑問なのは「ジェダイって何?」です。あと反乱軍が何に反乱してるかよくわかりません。ルーク・スカイウォークが住んでる八丈島的な場所以外ここが我が地であるという愛着のある場所が見当たりませんし、宇宙広いし、別にいがみ合わなくてもお互い、価値観は否めないので離れて暮らせばいいじゃんと思います。
調べればその経緯はわかるんでしょうけど、この映画はそういう細かな設定全て観客は承知の上見るようにということなら仕方ないです。
この映画の監督さんは知らない方ですが若手なのでしょうか。(今旦那さんに聞いたらブルース・ウィリスに中途半端な毛を生やした監督、とのことでした。「ルーパー」のことだと思います)最近ヒッチコックの映画をよく見ていて、堅牢な構図の安定感に慣れたせいか印象的な構図がなかったのですがこれからに期待しましょう。最後の戦いでは手持ちカメラのような、CGの嘘くささのない撮り方をしていたのでそこでビシッとした構図を決めてくれたら素晴らしかったと思います。
カイロ・レンとベン・ソロは同じ人なのでしょうか?ちょっと混乱しました。
とても長い作品ですが
・ファミリーハートウォーミング班(レイ、カイロ、ルーク)
・お笑いと中国対策(ローズ、フィン)
・勇者班(ポーとレイア姫あたり)
の三班にざくっと分かれ、それぞれがいまどんな場面なのかお互いを説明してしてくれるのでわかりやすいときもありました。

白い兵隊、黒い兵隊、メタリック、赤いヒラヒラのついた人と正規軍(?)の方々の衣装は階級にそっていてわかりやすいです。

特に赤い舞台でずらりとならんだ赤の装束は戦いで回るとヒラり丸いシルエットが美しく、バレリーナみたいでした。スノークという、ダークサイドの親玉は御託を並べてるすきに真っ二つにされてしまい残念ですが見た目はちょっとマリオバーバの「ヴァンパイアの惑星」みたいでした。と旦那さんにいったところ「バーバじゃなくてバーヴァ」と細かなツッコミを入れられました。そこは譲れないそうです。

最後のルークとカイロ・レン(かベンソロ?)の闘いは面白かった!まさかのホログラム!こんなところでアダム・ドライバーのパターソン 的うっかりが出てしまい爆笑しました。あれだけ爆撃したのに死なない時点で気がついてよ…
このシーンは「地表が白い雪の下は赤い塩」という設定で、ウユニ湖で撮られたそうです。そのため爆撃で真っ赤に飛び散る血のように見えて実は塩なので映倫OK!というナイスアイデア。ここはクリムゾン・ピークっぽくてとても良いです。
何より衝撃なのはこのイオンシネマつきみ野が二月末に建物ごと存在しなくなることです。大和市唯一の映画館、唯一電車に乗らず行ける場所だったのにショックです。出不精なので益々見に行かなくなりそうです。