き

スター・ウォーズ/最後のジェダイのきのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

私はSWに関しては完全にいわゆる「新参」で、ep7公開時にシリーズ作を一つも見たことがなかったので4561の順で鑑賞、4-6がわかれば見れるということだったので飛ばして7を見て、ローグワン、そして本作と見ました。つまり2-3をまだ見れていません。
申し訳ないですが、それを踏まえての感想という事をおことわりさせて下さい。

決して面白く無いわけじゃないし、むしろ世間で賛否両論バッツリ分かれてるイメージほど酷くないし話としては面白かったと思います。
ただ、良くも悪くも今までのSWと全然違う作品に生まれ変わっていた!そう感じます。
前述の通り私は特別SWファンというわけでもないし(正直そんなに昔のSWはツボらず、ローグワンとep7が好きなので、言わせる人に言わせれば邪道でしょう笑)、ただそれでも色々と突っ込みどころ満載、怒る人もいる気持ちはなんとなくわかる気がします。お察しします。
ただ、ラストの「新生・SW」とでもいった雰囲気は爽やかで希望に満ちていて、新主人公のレイちゃんは前作に増して魅力的。相変わらずフィンはかっこいいし、今作はポーがこんなに大活躍するとは!
小ネタがやけに多くてぶっちゃけ重厚なSWらしさは飛散していた気がしますが、それが時代の移り変わりというものだと思いますし、良い点、寂しい点があるのだと思う。長いシリーズものにはつきものですよね。007のように。
しかしとにかくBB8が可愛い…。可愛すぎる!
昔ながらのドロイドたちとルークとのやりとりや、チューイが活躍する様は、胸に込み上げるものがありました。

しかし、正直特段面白い!とも感じず。
期待値がデカすぎたのかもしれないが、ep7が個人的にとても面白かっただけに拍子抜けの部分も。
バトルシーンが長めな点も異色に感じましたし、楽しかったけれど、なんだかそんなにドツボでもなく。
あと逆に小ネタが多すぎて軽薄な感じが。

そんなわけで、映画的には割と普通でしたが、画面作りは秀逸で、ラストの塩湖?の色合いなど、全体を通して彩度が高くSFらしい世界観はある程度受け継いでいるように感じました。

次回作に期待!
き