fonske0114

スター・ウォーズ/最後のジェダイのfonske0114のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

言わずと知れたシリーズもの最新作。

正直微妙だった。ハードルを上げすぎたか。
新しいスターウォーズになっていて賛否両論という前評判のみで見たわけだが、新しい登場人物もいまいち馴染みきれないし華がないまますすむし、何より途中のコードマスターあたりのくだりの中だるみ感が半端ない。

開始冒頭十分で、いつものオープニングでまた新作が見られることに感動しそのまま艦隊戦で気持ちは最高潮。ハリウッドのCGすごいわと思い、前作は土台作りも兼ねていただろうから今作は派手にドンパチやってくれるエンタメ作品になると思っていたら、話があっちこっち散らばって、マスターコードのくだりとレイの中途半端な修行シーンの中だるみが非常に長く、あと大きな見所はスノークへの裏切りとラストシーンのみ。

レイってケアテイカーにあんなに冷たいの?
フィンとローズたちがシールドを破りにいったのはそのまま二人でシールド破壊でよかったのでは?
ルークってあんなにウジウジする感じだったっけ?
別に新しさを嫌うわけではないし寧ろ楽しみにしていたがこれでは別に新しいことに挑戦しないバージョンも見てみたかった気がする。カイロレンがダークサイドから戻ってレイがダークサイドに落ちてとかかと思ったらそうでもなかった。カイロレンは相変わらず弱かった。
ポーグもあんなにいらない。イウォークとかは自らの場所を守るとか共闘の意味もあったけど今回のポーグは邪魔。商業臭がしたし、元々いいキャラだったから普通に島にいるかわいい生き物でよかったと思う。

スノークを倒したライトセーバーのああいう使い方面白かったな。
ルークとチューバッカ、R2、レイアが出会うシーンには感動した。
ヨーダも旧三部作に近い人形感があったし、カイロレンの仲間になれ、帝国で宇宙に平和を的なセリフはそのままベイダー卿のオマージュ。
エンディングでIn Loving Memory Of Our Princess CARRIE FISHER と追憶等々は見所。BB8大活躍。
今更だがベンソロのベンてベンケノービから来てるのかな。
ルークのライトセーバーは緑じゃないのね。

最後に、レイがジェダイの本やらを置いてある場所にいったとき、ルークのセリフが字幕でお前は誰だ?と言っていて、レイじゃないの?あれだけ会話しといて今更?と思ったが、あのセリフはWho are you?でレイのパワーに気づいたようなシーンだと思ったのでお前は何者だ?君は何者なんだ?とかの方がよかったでは。
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