anankeigo

スター・ウォーズ/最後のジェダイのanankeigoのレビュー・感想・評価

2.5
公開初日と次の日に鑑賞。深夜の回というのもあり、あまりの長さとダラダラとした展開、ダイバーシティなのかローズのドアップに耐えきれなくて眠ってしまった一回目の反省し、2回目に挑んだが、結果は同じ。まずは冒頭の爆弾投下のシーンで呆れ返る。宇宙空間で重力があるのはおかしくねーかとSFの根底を無視してて腹が立ち、グダグダすぎる反乱軍描写。特にカジノで、駐禁取られて捕まるとか要らないだろと。この辺りは宇多丸師匠が代弁してくれてかなりスッキリした。ローズの決死のシーンの後のキスシーン、この作品の最悪なシーンでした。。町山さん解説も聞いたが、名もなきヒーロー的なものを描くのはローグワンでやったし、ディズニーの戦略的なものを感じ興ざめ。ギャグシーンも数多くいれてきていたり、こっちと見せかけてあっちへ誘導する演出が多すぎる。特にレイア姫の描写。バトルフロントを見ているよう。レイとレンの戦いでの裏切りも予想つくものになってしまったし、あの程度で死ぬようなスノークならどうぞ死んでくれ。怖くもなんともない。

フォースの概念がモバイル世代というか、チャット風になったりと解釈が拡大してるのも気にはなるよ。遠隔で戦いとかすごいですねー。

ハイパードライブ航法でぶつかるってのもよくわからない。亜空間理論とか無視なん。あの真っ二つのシーンが撮りたいだけかよって思う。そのために追跡してたんちゃうんかと。

レイが自分と向き合うシーン。稚拙な表現で指鳴らして見たりなんなんやと。底の浅さが露呈というか子ども向けなのかと思った。斬新な表現でもないし。時間の長さを感じたシーン。

新しいSWの到来にはこの程度の乱れは仕方なしと劇中でヨーダなどに代弁させるのも気にくわない。失敗って言っちゃうんだと思ったり。まだまだありそうなので3回目見たいと思う。

すっかりダークサイドに落ちてしまった本作の次、JJの帰還が待たれるのであった…
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