このレビューはネタバレを含みます
楽しかった！ルックも良い！アガった！見入った！
でも 物申したい事だらけだ！
結末についてはただ受け入れるんだけど、魅せ方と話運びに不満ありありですよ。
序盤の宇宙戦や、カイロレンの境遇や心情。言わずもがな見せ場のレイとカイロレンとの共闘。
ハイパードライブアタックでの無音のキラメキ。クレイトの白と赤のコントラストとか素晴らしく美麗な光景。すげー良かった。
ただ、全編通してアゲてアゲて何があるよ〜と振っといて、何でもないよ〜ズコー ってEP7からの胴上げから突き落とされた展開で腹立つ。
レイの出自の件だけならまだしも、
ジェダイ寺院の秘密、
アナキンセーバーの出所、
スノークの正体、
ちょっと外した真相に、イヤ別にそれはそんな重要じゃないからねってオチ締め。
「いくらバカでも喜ばせておいてガッカリさせるのはかわいそうよ」ってヤツですわ。
ルーク最後の戦いだって、
いざレジェンドジェダイの闘い！夕陽迫る中、ついにルークの超見せ場シーンだ！
うおー レーザー全火力にも埃払う洒落た余裕！一体どうやって！？
崩さず真っ当な正眼の構え！やたら打ち込まずギリギリで避ける！
決着どうなるんだーー？！？！
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はいはい、フォース、フォース。
御本体はここにはいましぇん。
ってえええぇ ってなっちゃうなぁ。急に卑怯者に見えてくる。
ルークがフォースに還るのは良いとしても、もっと劇的な涙ぐしょぐしょになる様な英雄の最期をレイやレイア、レジスタンス、そして我々観客皆んなで見送りたかったなぁ。
"衝撃の"とか銘打って、
レジスタンス虫の息。レイとカイロレンの共感と決別。ルーク逝く。スカイウォーカー家からの脱却。
を着地点に描くなら、もっとやる所までやってもよかった。
カイロレンの凶行をもっと推して「24」シリーズ並みに主要キャラ軒並み退場。
絶望の淵に唯一ボロボロになりながら生き残ったレイ=最後のジェダイが、エピソード9でスカイウォーカー家の血脈に終止符を打つ.....くらいにやるなら徹底的に打ちのめしてくれれば逆に吹っ切れたかも。
あとヨーダはやっぱなんも戦果挙げなかったくせに偉そうに説教たれてくるだけなので嫌いになりそう
