結湖

スター・ウォーズ/最後のジェダイの結湖のレビュー・感想・評価

4.2
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年の映画始めはまだなんですが、肝心な作品のレビューを書いてなかったなぁって思いまして、元旦の深夜にキーボードを打ってる次第でございます。
さてさて、前作の点数が満点だったので、今作のハードルは上りに上がったまま初日のレイトで鑑賞しました。
見終わった時の率直な感想を言えば、これは評価が割れるなって思いました。
そもそもSWは冒険譚であると思うんですが、今作は冒険譚としての内容が非常に薄くて、レイ(デイジー・リドリー)とカイロ・レン(アダム・ドライバー)の心情に迫るドラマがメインになり、ちょっとそれが長く感じてしまう(実際に上映時間は長い)テンポの悪さが気になりました。
もっとまとめてサクサクと進んでもいいんじゃないかなって思っちゃいました。
きっとわざと意外性を持たせたのだろう今作の展開が、今までのSWのイメージとは乖離していて、なんだろう、カタルシスを感じさせない。
確かに、わぁ!すごい!!とか、ええ!?なんで!?って思う部分は多く、EP4の焼き直しのようだったEP7に比べたらストーリーは読めない部分が多かったのですが。
新しいSWを生み出そうとしているのがわかるだけに、往年のファンからは疑問が出る部分がありそうだなぁって。
しかし、レンのキャラクターはEP7で感じてた造詣が外れてなかったので、私的には概ね満足しました。
それにしても、フォースの概念ってこんな感じだったっけ?
なんだろう、なんか、納得できないんだよね、今作。
点数は高めに付けたけど、前作ほどの興奮はなかったなぁ。

あ、そうそう!!
私の隣に小学生高学年ぐらいの子が座ってて、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が画面に出たら、ガッツポーズしてたり、いろんな衝撃展開に大きくリアクション(しゃべったりはしてない)してて、映画見てこんなに興奮してる子を初めて見ました。微笑ましかったです。全力で映画楽しんでたなぁ。

2017/12/15:TOHOシネマズ新居浜(字幕)
結湖

結湖