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スター・ウォーズ/最後のジェダイのmaverickのレビュー・感想・評価

4.1
スター・ウォーズの正統な系譜の作品なのはきちんと感じる。シリーズ最新作がこの目で拝めるということにまずは感謝したい。しかし残念な描写は目立ち、賛否両論というのはよく分かる。シリーズのファンだから不満もあるだろうし、詳しくない人からしても映画としての物足りなさは多分に感じる作り。自分は実際に詳しくない人達とも感想を語り合ったが、不満点や突っ込み所はほぼ一緒だった。とにかく残念な点は満載だ。でも自分はそれでもあえて言いたい。スター・ウォーズの続きが見れて幸せだと。もちろん続編と銘打つものなら何でもいいわけではない。本作にはしっかりとスター・ウォーズの系譜を感じる部分があるからこそなのだ。しかもサイドストーリーやアニメや書籍などでなく、実写映画としての続編としてである。旧作のオリジナルキャストであるルーク・スカイウォーカーのマーク・ハミルがとにかく素晴らしかった。アカデミー賞にノミネートしてもおかしくない熱演に涙が出そうになった。年月を重ねたルークを演じてくれたんだなと感慨深かった。主人公レイの成長ぶりも凄かった。彼女を新たな主人公としたのは見事な采配だなと改めて思った。とにかくキャストはみんな素晴らしく、その熱演と、旧作へのオマージュを含めた神話的な演出の部分には感動させられ、劇場で観ながら幸せの余韻に浸った。それを体で感じながらも、ああだこうだと不満は出るわけである。でも、観て損は絶対にしないと自分は断言する。三つ星ホテルでフルコースを食べて幸せな時間だったけど、料理の味付けは不満点がいろいろあるね。みたいな感じ。シェフも変われば味付けも変わる。でも二つ星かというとやっぱりスター・ウォーズは三つ星なのだ。