その場その場だと結構格好いいのですが、さすがに突拍子なさすぎてどうなんだといったシーンが多かった印象です。描きたいシーンや主張のために心情もへったくれもなく動いてそうなキャラに感情移入はあんまりできませんでした。でもまぁテーマは一応伝わってきますし、キャストは熱演していますし、VFXは相変わらずものすごく、脚本からは既存のものから脱出したいという意気込みが溢れ出てます。それでも散漫な印象は強いのですが、ジョン・ウィリアムズ御大が凄まじい熱量を持ったサウンドトラックで強引に映画として纏めてしまいました。音楽の力ってマジですごいですね。ギャグみたいなシーンも一瞬納得したし。とにかく変ですが、映画でした。いやでもやっぱ変ですね。
