mura

スター・ウォーズ/最後のジェダイのmuraのレビュー・感想・評価

4.0
ドルビー・アトモス…。百円余分に徴収されてスタッフに「なんで?」と。何度も訪れている映画館なのに、この大作用スクリーンは初めてだったんだと(笑)

子供の頃から見続けていると、この宇宙を舞台とした壮大なドラマが僕自身の人生のドラマにもなっていく。となると、終わりが来てほしくないような。

レジスタンスの期待を背負ってルーク・スカイウォーカーのもとを訪れるレイ。ただ、ルークはレイをジェダイに導くことを拒む。カイロ・レンのときの失敗を繰り返すまいと。そのなかで、レイとカイロ・レンが心を通わせはじめる…

レイとルーク、カイロ・レン。三者の関係を描くなかで、哲学的な側面が強まってきた。ジェダイとは何か、またジェダイは何を継承すべきか、そもそもジェダイを継承することが必要なのか。クライマックスを迎えるまえに、大きな葛藤が生まれる。

(以下ネタバレあり)
で、レジスタンスの戦術が「特攻」ばかり。それはどうなのかと思っていたら、最後に1つだけ救いが。生き延びることの価値が示された。少しホッとした。

そして赤い塩の大地…毎度毎度思うが、発想が革命的。おそろしく美しい戦場。
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