オバン

スター・ウォーズ/最後のジェダイのオバンのレビュー・感想・評価

4.6
過去と今、自然と機械の調和が凄い。
ただ新しいのではなく、過去があったからこそ今が存在し、そして未来に繋がっていく。
スター・ウォーズはそういった歴史や時代の流れが物語を更に深いものにしていると思う。

今作の注目ポイントはやはりルーク・スカイウォーカーの存在。
彼がどこで何をしていたのか、どういった心境の変化があったのか、そしてジェダイというものにどう決着をつけていくのか。
ウジウジして、時にジェダイ・マスターに尻を叩かれながらも、前に進もうとする姿が見もの。
予想外にルークの出番が多くて驚いた。
と言うかほぼ主役級の存在感。

とはいえ、今作で一番不憫で印象深かったのがハックス将軍。
敵には名前を間違えられ、上司にはこっぴどく怒られ続け、挙げ句の果てには若造に地位を抜かれるという…。
見ていて悲しくなってくる。
ファースト・オーダーなんてブラック企業に入ってしまったばっかりに…。
是非とも彼のスピンオフを作って欲しい。


「素晴らしい。お前が今言った全ての言葉が間違っている。」名言。
オバン

オバン