FumiyaIwashina

スター・ウォーズ/最後のジェダイのFumiyaIwashinaのレビュー・感想・評価

3.5
8作目。反乱軍を追い詰めるカイロ・レンとルークを見つけたレイの運命が交錯する。
映像面は申し分なく、お馴染みのキャラにテンションは上がるが、全体的にはいまひとつ。
様々なキャラクターの作戦が描かれているが、基本的には強大な力を持つファースト・オーダーから反乱軍が逃げるというストーリーで終わっており、ルークとレイの修行シーンも長いため、途中退屈してしまう。結果的に前作よりも繋ぎの印象が強くなっている。
また、時代の流れなのかディズニーの影響なのか、様々な人種が登場して活躍するが、それぞれの魅力を打ち消し合ってるように感じた。人物描写が浅く、カイロ・レンがダークサイドに惹かれたり、ルークが1人の失敗でジェダイを絶とうとしたりする理由や動機付けが弱いと感じた。
また、多くの人が感じたようにフォースの力の乱用はやっぱりやりすぎ。最後の一番盛り上がるところでも展開がすごすぎてびっくりしてしまった。