ジェームズキャメロン

スター・ウォーズ/最後のジェダイのジェームズキャメロンのレビュー・感想・評価

3.6
『最後のジェダイ』はハッキリ言って期待外れ。

ライアン・ジョンソンは優良株として注目していた。

本作は公開前から『衝撃のスターウォーズ』であることを謳っていたが、築き上げたキャラクターや物語の筋をぶち壊しているだけで、フォースの覚醒と同じく創造力が枯渇している。

ルーク・スカイウォーカーが最後に起こす行動が劇的で良かっただけに、全体のプロットが脆弱だったのは勿体ないと思いました。

エピソード7からスタートした今シリーズは、いよいよ次回で完結します。

今シリーズは果たして何をテーマに着想したのでしょうか?
エピソード7、8を見る限りでは、単に過去の遺産が残っている内に使いたいだけにしか思えず非常に残念です。

ディズニーは今後もシリーズを続けていくと思いますが、安易に金儲けで作るのではなく、語りたい物語や新たなビジョンがでたときに制作して欲しいものです。スターウォーズ自体が終焉しないためにも。