スター・ウォーズマラソン、ついに完走しました。
最後のトリロジー(3部作)、世間的には結構ボロカス言われているみたいだけど、元々スターウォーズ作品に特段の思い入れがない私からすると、「可もなく不可もなく」と言った感想です。
そして本作(9作目)自体の評価もまさにそんな感じ。
前作の破綻だらけの脚本を、よくぞひとまずは完結編としてまとめあげたものだと感心。とりまお疲れさまでした。
良かったところは、最後の艦隊戦闘シーンの胸熱展開にはさすがにアガったなー。そこでの劇伴の入り方も最高!
それと、役者陣も良し。アダムドライバーは言わずもがな、ポーを演じるオスカー・アイザックの顔力が終始良かった。
。。うん。他は、あんまり良い所なかったかな。。
もともとスターウォーズに思い入れがなく、「かっけぇデザインのクリーチャーとか迫力ある戦闘シーンとか見せてくれたら御の字」くらいの不純な鑑賞動機の私からすると、脚本はぐちゃぐちゃでも前作の方が楽しかったです。冒頭からラストまで、要所々々にテンションがあがるシークエンスが用意されていたため。
それに比べて今回はラストのバトル以外が地味。
あと、脚本は前作の尻ぬぐいがあるのであまりシビアに評価するのも酷だとは思うが、とにかくゲーム的というか、「これをするためにあれが必要。あれを手に入れるためにはあそこに行かなければ。そしてあそこに行くためには・・・」みたいな「クエスト攻略的な、必然性に乏しいミッションの連なり」を見せられ続けるので、物語上の推進力が低い。
なんか全体的にどうでも良くなってくるんだよな。
以上。
まぁ、やはり冒頭言った通り、可もなく、不可もなく、か。
とりあえずマラソン完了出来て良かったです。
本作含む最終トリロジー、本当に良い役者が多かったので、彼らとは今後、色々な作品で出会えそうですね。