KateSaito

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのKateSaitoのレビュー・感想・評価

4.0
思えば高校生だった1978年最初の「スターウォーズ」が日本で公開された。当時からSFが好きだったので胸ワクワクで観に行った。(公開時/新たなる希望の邦題は付いていない)
あまりにも有名なテーマ曲とオープニングクロールは、最新作までずっと継承されているが初期は原始的に撮影され、特殊効果の手作り感も魅力だった。そしてSWのマニアになった。
その頃ビデオテープでさえ一般に普及していないので、自宅で観るために8mmフィルムも購入した。(全編ではなく15分程のダイジェスト版)
初めての上映の時、若くして亡くなった父が仕事の合間に部屋まで観に来てくれた事の記憶が蘇り、冒頭から涙が溢れる。

4、5、6→1、2、3→7、8、9の順で製作される一代絵巻の壮大なドラマである噂は早くから知っていたとはいえ、長い歳月を経て本日ようやく公開された事は実に感慨深い。
途中、再編集やリデジタル化処理を行ってのリバイバル公開、多くのアニメやスピンオフ作品の登場。ディズニーによるルーカスフィルムの買収、レイア姫役のキャリー・フィッシャーも鬼籍に入る・・・(涙)等々

後半の戦闘シーンから上映後に劇場が明るくなる迄の間、ずっと涙が止まらなかった。
そして自分の中のスターウォーズの歴史が本日完結した・・・。
KateSaito

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