スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明けのyossieのネタバレレビュー・内容・結末

私の中でのSTARWARSは1〜6。
あくまでもアナキンのストーリーだ。

それでもフォースの覚醒が上映されて、新シリーズにちょっとばかり期待を持っていた。
自分がどこの誰とわからず一人で生きてきたレイにフォースを感じる力が備わっていることで、誰と繋がり、物語がどう展開されるんだろう、ってかなり期待を持っていた。

でもストーリーは終始レイの自分は何者？って言うのと、レンとの絡みばかりに力が入りすぎているし、456を踏襲してるような気がしてならなかった。
はたまたフォースで傷を治したり、人を生き返らせたりなんて使い方が安直すぎる。
パルパティーンや、アナキンの力を引き継いでいるとはいえ、そんなことが出来たら一体どれだけのジェダイが生きのびていたかと思ってしまう。アナキンが変わる原因となってしまった母親の死さえ免れたはず、って思ってしまう。

レイアもジェダイになるための修行をしていたからそれだけフォースも使えたんだって言いたいんだろうけど、それでも行き過ぎてる感が否めない。
タイトルがスカイウォーカーの夜明け、その精神を受け継ぐ者、ってことなんだろうけど、自分は自分ならレイには堂々とパルパティーンを名乗って欲しかった。
最後にレイの持っていたライトセイバーも気になるな。後のストーリーに引き継がれるんだろうけれど。

それまでのシリーズや世界観がなければそれなりに面白いストーリーだったとは思う。
今作は批判の多かった8を上手く回収して納めたかなーとも思う。
それでもこの膨大なサーガが終焉した。
ずっと長いこと追いかけていたから寂しい気持ちは確かにある。
とりあえずは今後の新しいストーリーに期待したい。

エイブラムス監督は伝説的シリーズを背負ってかなり大変だったんじゃないかな。
そういう意味では労ってあげたいと思う。