MoviePANDA

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのMoviePANDAのレビュー・感想・評価

3.0
『 た す き 』

さぞや、重荷であっただろうと思います。本来“無くても良かった”この命題。商業というものを意識した娯楽映画というものが大好きなボクですが、この新三部作については、あまりに商業と万人受けを意識する余り、発進に注力し結局都度の軌道修正に追われここまで来た印象があります。そして最終的に“おおわらわ”からのJ.J再登板ですもんね。監督のフィルモグラフィ的には、結局捧げた幾年月... だったら全部やらせてた方が...といった気も致しますが...

エピソードⅦ公開が決まり、そのシリーズ再始動にせっかくだから夫婦してノってはみたものの、「そこに愛はあるんか?」と大地真央に問われたら「申し訳ありません。結果、愛はありませんでした!🙇」としか答えざるを得ない現在の心境です。この大団円を観て何の感慨もない自分の不感症ぶりにほとほとせつなくなりつつも、これが今の自分のほんとのとこなんだろうと思います。(でも、同じディズニー製のアナ雪2では、劇中5回も泣いてるんですよ❗️😭)

きれいな着地であったとは思いました。でもホントただそう感じただけで、悪気なく何にも感慨がなかった😅 だから、否定も肯定もないというか、ただただ感情的に思うところが何ひとつなかった、正直言ってホントそんな気分です。ひとつストーリーについてもの申すなら、展開はオープニング・ロールから想起されたまんまというか、そこで想定された進行方向にとにかくまんま進んで終わっていった、そんな印象でした。いやしかし、後出し要素の力技っぷりも相当に感じられたか💦 あんな“大挙”いつの間にとか、ラスボスの言ってる事の支離滅裂っぷりは相当だったとも思うんですけども...

とまあ、やはり「お前は分かってないのう」と言われたなら、「ハッ、ハイ... ゴメンナサイ...」としか言えないボクなんです🙇 なんせ、シリーズ全部通して『ローグワン』が一番好きなヤツですから💦 だから、こんなレビュー「読んで損した!」と、切り捨てていただければと思います。

ただひとつ、帝国の思惑通り“たすきだけは確かに繋がれた”のでしょうね🐼
MoviePANDA

MoviePANDA