クルードス

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのクルードスのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

生まれて初めての映画は幼少期に観た初代スター・ウォーズ。
その割にスター・ウォーズにはそこまで思い入れは無い。でも全て観ているという温度感。

今作は最初から最後まで興味も持続したし、グッとくる場面もあり単純に楽しめた。
前作の駄作っぷりを考えると、よくぞここまでまとめ上げたなあというのが正直な感想。

でも前作にあったレイが誰の血筋も継いでない件とか、名も無き子供がフォースを使ってホウキを取るというEP9に繋がりそうなラストは完全に放棄。
結局また血筋の話なのかよ!と突っ込みたい気持ちもありつつ。

最初の方で強引なまでの軌道修正で「スノークは皇帝でした」「レイは皇帝の孫でした」と謎とされてた部分を早々に明かして、物語に入っていくのは正直苦肉の策だなあと思った。
この物語の流れなら本来はここの部分はEP8で出すべきなんだろうが、そこは裏で色々あったんだろうなあと思わざるを得ない…。

正直、分かりやすくお手軽に纏め上げた感は否めないが、カイロ・レンがベンとしてジェダイの青いライトセーバーを手に取る場面や、ラストにレイがスカイウォーカーを名乗る場面はグッときたので、大作エンタメとしては良かったと思うし、自分のようなライトなファンは素直に楽しめた。