スターウォーズを好きになったのは、友達にあるホビー誌の別冊本を借り、その世界観が非常にホビー心をくすぐるものだった為です。
なので映画もその本のシーンの確認の様なもので、ルーク、アナキンの性格が残念(大口を叩く割に…)なことや、歴代ジェダイ師匠たちの不甲斐なさ(そら全滅するなりよ)、とにかくわかりにくい割には主人公贔屓の高い展開も、「まーコレ含めてSWだよね。」と、見ないフリをしていました。
後に先述の友人から小説版も借りたときには、そのあまりにもドラマティックな心情表現に感激し、と同時にルーカスさんの演出下手に驚愕しましたが、まあ、小説を読んで補完するべきと言うところが、さらにオタク心に刺さりまくるものだったのです。
つまりSWは金のかかったオタク向けの大カルト映画という認識でした。
さて、ディズニーSWですが、ドラマティックに演出されていて、主人公たちにも感情移入しやすく、とても分かりやすい。
もう全然カルト映画ではありませんね。
SWを観ているというより、ハリーポッター&アベンジャーズ感が高いですが、しっかり感動している自分がいました。
最終話である本作を、これ程大団円な形で終わらせてくれたことに感謝しかありません。
ラストの何処か寂しげですが、タトゥイーンの夕陽(朝日かな?)が、私の好きな999のラストと重なって、宇宙と世代を跨ったスカイウォーカー家の大冒険の終わりに、これ程相応しいものは無いと思ってしまいました。