ストーリーがいいとかではなく、スターウォーズの宣伝を見ると、幼い頃に家族と観たことや、デートだったり、学生時代の放課後だったり、色んな思い出がつまった映画であること、そして悪に堕ちたのに大切な物を守ろうとする姿や、ロボット同士のボケツッコミなど、愛すべきキャラクター達が長い年月、ずっと自分の成長と一緒に歳をとって歩んできた感じが、醍醐味なんだと思う。
今回のレイシリーズは、ダースベイダーほどの人間愛だったり、絶望感や、強くなりたい気持ちなどは感じられず、何か物足りない。そして愛すべき初回からのキャラクター達の扱いが酷いことにも憤りを感じる。
そうは言えど、この長い映画がやっと終わって、映画館で観れた、ということに感動してしまった。まさに、昭和→平成→令和を駆け抜けた、歴史に残る作品でした。
