スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明けのホリグチのレビュー・感想・評価

この映画に対して苦言を呈するのは容易い。だがそれは長く受け継がれてきたスターウォーズという物語に対して失礼であろう。
前作のエンドロールを観ながら、次作へ手渡されるはずの未来を、なにも感じることができなかった。しかし、崩壊してしまった世界観を立て直そうとしたJ・J・エイブラムス監督は、まさにローマ帝国衰亡期のローマ皇帝のように「最後の努力」を果たしたといえる。
こうしてスターウォーズという物語も、終わることができた。永遠に続くものなど何もない。