よし

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明けのよしのレビュー・感想・評価

4.9
ナナちゃん人形がC-3POのコスプレしてるのを見て「あっ、スターウォーズマラソンしよ」となってから約二ヶ月。
いつもリビングでガヤ入れながら観てたあのスターウォーズをまさか劇場で観られるとは。遅ればせながらの今でもけっこう満席だった場内。なぜか空席だった左隣。

流れるあらすじにて唐突に復活したパルちゃんよ。また会うとはな。ダチョウ倶楽部ビームまた見れるとはな。

EP7以降かなり影の薄かった3POが最後にだいぶ出番多くてにっこり。相変わらず和ませやがるぜ。ファルコン号も大活躍。飛行距離シリーズ随一かも。手荒く扱われるたびに声を荒げるチューイよ......。

レイとレンが完全に物語を牽引しまくってて目が離せない。二人の特別な関係性が、それまでのスターウォーズとはあまりにも一線を画す表現で僕は好き。今回も興奮した。クライマックスのあの熱量よ。僕も肩越しにあれをあれしたいわ。痺れた。
あとカイロ・レンの向かい風の中を前屈みで敵に向かっていく感じがほんとにかっこよくて大好き。臨場感。

EP7以降を観て思うことは、人間には多面性があるということ。綺麗な面と汚い面、強い面と弱い面。どちらか一つということはない。どちらか一方だけを見て、だからこいつはこうなんだと決めつけるものではない。
カイロ・レンにはベン・ソロというもう一つの面がある。レイだってそうだった。
人間には悪意と善意が同居している。
ジェダイとシスは表裏を一体としているはずだ。
だからどちらを選ぶか、どちらになりたいか、ルークも、アナキンも、そしてレイとレンも選択してきた。

人生初のドルビーシネマでした。
圧倒されたなー。光の描写がなんか、ほんと。
よし

よし