tsukiko

ぼくとアールと彼女のさよならのtsukikoのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

リアルな死と死にゆく若い命に直面する人々のリアルな物語。
設定は少しファンタジーだが、ラストがとくによい。大事な人の不在の描写が本当に身に染みる。

若い死は老いた死よりも悲しさが強い。それは過ごすはずだった時間の喪失に人は強すぎるほど共感するから。

病で闘病していた友人が30歳代で亡くなったことがある。友人からたくさんの映画を教わったし、楽しい時間をもらった。

この映画の主人公のように未来を頑張ろうと思えるような言葉ももらった。

友情に過剰な期待はしていないしこれからもするつもりはないが、それでも、友人のかけがえのなさを改めて感じた映画だった。
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