「ぼくとアールと彼女のさよなら」に投稿された感想・評価

この脚本のアイディアといい、ユーモアといい、本当に憧れる。映画愛が満ち溢れた映画。特に劇中の音楽が色んな映画のオマージュで、知ってると「あー!それ使うのね!秀逸!」って超興奮。
こうしたユーモアがある分、泣ける振り幅が大きくて、メッセージが刺さる刺さる。
未公開映像は映画以上にユーモアに溢れてて見逃したら勿体無いくらい。
主演のトーマス・マンの演技も素晴らしいです。
パートで分けられてるのかわいいし、欲しい時に欲しいナレーション入ってくるのずるいな〜難病系恋愛映画ではなくあくまでも少年の成長ってところもずるい〜
あともうビーバーみたいな顔のピンポイント胸キュンずるい〜

スクールカーストのどこにも馴染めない主人公グレッグ、
本当はどのグループにも馴染めていないのに
本人は無難に「全ての国のパスポート」を
持っていると思っていることや、
親友のアールを頑なに「仕事仲間」と呼ぶ辺りの
何とも言えない捻くれた感じが凄くリアル。

そこにレイチェルという新しい要素が加わることで
彼自身の価値観とその周りの関係性が
徐々に変わっていく感じが良かった。

演出が似てると思ったらやっぱり
『(500)日のサマー』のスタッフ陣、
主人公の独白を上手く使う演出が特徴的

「"夏"ってサムの比較級かな?」
自分に自信のない主人公とステージ4の白血病の女の子、そして主人公の親友の物語。

病気関係の話はあまり得意ではないのですが観てみました。
期待したよりもイマイチという印象でした。ヒロインの女の子は可愛かったし良かったのですが、主人公とその親友の関係性が深く描かれていませんでしたし、親友はなかなかいいキャラだったから、もう少し彼にフォーカスできれば、もっと面白くなった気はします。
主人公の自己嫌悪、自己評価の低さにはビックリです。17歳という設定なので、この周辺の年代の人は共感できるかもしれません。
ですが、20歳越えてしばらくすると、開き直りますので10代の時のような自己完結的な感情にはなれないというか、、。
まぁ、大人になるのもいいことだと思います。
500日のサマーに引き続き締め方がグッド

このレビューはネタバレを含みます

最後、彼女の部屋に泣いた。
フフフ、と笑顔になると共に涙もでてきた、そういう感じ。
男子2人が有名映画のパロディ作ってるところも映画ファンには楽しい。オマケでそれ全部みさせてくれ。
アイスを食べるシーン
色々グサッと突き刺さる映画でした。
こういうゆるーい青春映画好きだな〜
グレッグのどこのグループに属さず自信がなく、捻くれてる感じに自分を重ねました。
僕もかなり捻くれていて、いけてるグループが苦手で孤独で目立ちたくないのでグレッグの気持ちが凄くわかります。
ただ1人は嫌なんでアールとレイチェルみたいな友人がいると凄くグレッグ自身心地良くて安心感を感じたんだろうなと思います。
グレッグとアールの友人じゃなくて仕事仲間という一見冷めた関係が個人的には凄く好きでした。
甘酸っぱい青春映画でした。
僕らのミライへの逆回転を思い出す映画愛に包まれる作品でした。
画作り、小物の使い方、やりとり、気が利いていて気持ちいい

登場する3人の役者は今後いろんな映画で活躍してくれそう!いい顔してた!
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