ぬる

国際市場で逢いましょうのぬるのレビュー・感想・評価

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
3.7
韓国映画全然見たことがなかったので初挑戦!?だったかもしれないです〜

「試練はあるけど失敗はない」
いい言葉〜
現代建設の創業者が出てきて子供の頃のドクスに言います。
その他にも有名デザイナーのアンドレキムが出てきたりと、時代を色濃く写していて、韓国版の『ALWAYS三丁目の夕日』だとかそうじゃないとか…

強く生きようとか家族を思いやる気持ちって万国共通!
激動の時代を生きたドクス、幼少期に朝鮮戦争を経験して、ドイツに出稼ぎに行き、ベトナム戦地で働き、死ぬんか!?死なないよね?!と何度もハラハラさせられました。

韓国が豊かに発展したのは朝鮮戦争休戦後必死に働いた世代のおかげなんだなあ。
日本だけが、貧しい思いをしたわけじゃないんだなあ。

最後の方でドクスがお父さんの上着を手に、一生懸命頑張った、と言うシーンと、店は売ってもいいというシーン。ドクスはきっと誰かの赦しのために必死に働いてきたんだなー。自分のために生きることを知らなかったんでしょう。

自分の人生を歩めることがまず、幸せなんですなあ。
ぬる

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