このレビューはネタバレを含みます
ファン・ジョンミンの泣ける傑作
朝鮮戦争の最中、まだ幼いドクス(ファン・ジョンミン)は、釜山行きの雑踏の中、父と妹と離れ離れになってしまい、それ以来一家の長として残った家族のために生きていく
家族を養うために自分のことはないがしろで、時には西ドイツに炭鉱夫として、また時にはベトナムに技術者として、、
どちらも一歩まちがえれば命を落としていたような危険を伴う
そんな過酷な状況下でも、クスッとできる場面も散りばめられてて、どちらかとゆうと終始幸せな気持ちにさせられる
韓国はこういうのホント上手いなぁ
幼なじみのオ・ダルスとの友情関係や、同じく出稼ぎに来ていた奥さん(キム・ユンジン)との夫婦愛もとても素敵
何より心に響いたのは、
「こんな苦しい経験をしたのが子供たちでなく、自分たちの世代でよかった」ってセリフ
これはこの時代を生き抜いてきた人でないときっと湧き上がってこない感情なんだろうなって思う
家族のために必至で生きてきたドクスの人生に胸打たれた😭
首まで涙滴るくらい泣いた