戦争の悲しさ、その波にもまれながら逞しく生きる人たちの力強さに涙。
こちらの方が先だけれど、個人的に《この世界の片隅に》にほんのり似たものを感じた。戦時下の一家庭を描くという点で。
ブワッと大泣きする感じではなく、じわじわとこみ上げてくる系の作品に思いました。
演出などの細部に至るまで極めて良質な映画。
また、映画の中身とは少し離れますが、
こういった戦争を扱った一見少し小難しく見える映画が韓国国内で大ヒットを記録するのは、そこにもまた戦争というものへの気持ちの持ちようというか意識の持ち方が違う気がして、かえってなんとも苦しい気持ちになります。
