父さん、オレよく頑張ったろ?
イデオロギー的に批判するでも主張するでもなく、恨み言をいうでもない。過酷な時代をひたすらに生き抜いたひとりの庶民の生き様と韓国の歴史の一部を綴った作品。
よく 観る人を選ぶ作品 なんて評される映画がありますが、これは間違いなく万人向け。涙あり、まさかの笑いあり…友情、ロマンス、家族愛…全てがある。映画におけるエンタメがぎゅぎゅっと詰まった見事な作品です。
人の尊厳を貶めて全てを奪ってしまう『戦争』を描く映画はこれからも何度でも生まれるべきだと個人的には思います。
たとえ微力だとしても。