バナバナ

ワタシが私を見つけるまでのバナバナのレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
4.5
4人の女性と4人の男性が主に出てくるラブコメ。

アリスは大学時代から付き合っている恋人を振って、NYに就職の為に出てきた。
「ここから、新しい私が始まるのよ」と意気揚々だったのだが、NYで初めて出来た友達はヤリマン女で、アリスも彼女のペースに振り回されてしまう。

付き合った男はただのやり逃げ男だったし、「誰も私の事を大事にしてくれない」と不安になったアリスは、偶然再会した元カレとまた付き合おうとするが…など、設定的にはこれまで散々見た様なエピソードなのだが、
この作品がどこが違うかというと、台詞が面白いです!

特にヤリマンの女の子の台詞が最高だし、それぞれが、この年頃の人が思っていそうな事を赤裸々に喋ってくれているので、キャラクター達の動きが自然で良いのです。

欧米では、I like you.からすぐメイクラブは始まるけど、
そこから I love you.の関係になるのは至難の業なので、
欧米の女子もステディな関係を相手と結びたいとシャカリキになるから、恋愛ドラマのネタが尽きないんですね。

ラブコメだけど、現実に近いエピソードがたくさん出てくるので、女性が観た方が共感できると思います。
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