H列7番目

ワタシが私を見つけるまでのH列7番目のレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
5.0
さらっと観れるし、よくありそうな話と思いきや、こういう映画はなかなかない。
20代前半で出会ってから、2ヶ月に一度は観返している話。

総じて言うと、オムニバス的なヒューマンコメディ。(ラブコメではないと思って観ている。)
ロビンのキャラクターが全てを支えているようなお話。観る時々によって、共感する登場人物が少しずつ変わってくる。
というか、共感できる人が増えていく。増えてきた。

主人公のアリスが、可愛いのにまるっといい子じゃなくて、人間臭いし、弱いし、浅はかで軽いし、それでも気づきを得て前に進むのは、やっぱり観ていて気持ちがいい。

ラブコメじゃないハッピーエンドが、爽快で大好きだ。
グランドキャニオンから朝陽を眺める心境が、痛いほど身にしみて気持ちがいい。
Stolen Jarsなど、シーン別の音楽もお気に入り。

生きようって思えるから、また観ちゃう。
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