意外と1度もちゃんと見たことがなかったのだけど、めちゃくちゃ良い話だった。実写版『シンデレラ』と同様、王子様とのダンスシーンが素晴らしい。こちらは2人っきりの中、黄色いドレスのベルと大きな野獣のダンスが鮮やかに映える。もうこの頃になると2人の仲も深まるが、だからこそベルが野獣を愛せない理由に胸が痛む。愛してるからこそ、ベルを自由にするという野獣の行動が泣けた。
名前は聞いたことあったけど、ガストンが『美女と野獣』のキャラだと知ってびっくり。最初はただのバカなキャラだと思ってたのに、結構ヤバい奴で笑った。ガストンの最後の行動が最悪すぎて、こいつはヴィランだと確信したもん。最後清々したわ。
なんといってもMVPはルミエールとコグスワース、魔法で変身させられた城の人達。最初は実写化されたポット夫人が中国系の人形みたいで怖かった(笑)だけど、ポット夫人は心優しいお母さんだし、チップは無邪気で可愛いし、コグスワースは小心者で面白いし、ルミエールは紳士で頼りになる。いつの間にか彼らの作り出す世界観に引き込まれ、ファンタジーなもてなしに魅了されていた。ガストン軍とのバトルも各々の得意技で戦っていて最高にハッピーだった。だからこそ最後のお別れが凄く悲しかった〜。
因みに、王子様は人間の姿より野獣の姿の方が好き(笑)