一言で言うと「リッチ」な作品。今時こんなに惜しげも無く金をかけられるのはディズニーだけだなぁ〜、と感心しながら見てたw
何が金かかってるって、まずキャスト。主役がエマ・ワトソンということももちろんだけど、ほぼほぼCGIのポットとか時計がイギリスを代表する名優ぞろいw そしてポストプロダクション！久々にただのエンドクレジットを3D化してる映画を見た！$160Mの総製作費は、あの金かけ過ぎて爆死したでおなじみのGhost In the Shellの$110Mよりも上！もっとも、こっちは評価的にいいっぽいので、回収できるんだろうけどねw エマ・ワトソンもネットで「女性の権利を訴えてたくせに、こんな映画出やがって！」って批判されたんだけどね〜w
内容的にはしょーじき知られた話でもあるし、かなり展開はクイックで唐突感は否めない。ベルが村で疎まれていることもそんなに説得力あるほどに説明もされないし、二人が恋に落ちるところもよーわかんないし、最後の村人が攻めてくる展開も唐突と言うか、ガストンの機転のきき具合ハンパねーな？ってなるw まーでも、ぶっちゃけ「だからどやねん？」と言う気はする。展開わかってるしw
今回は監督がゲイと言うこともあり、ゲイキャラが立っていて、そこも興味深い。実際"Live free, free!"って言ってたりもするしw
あと、エマ・ワトソンが批判されてたときにいっていた「自分の行き方を決められることが女性の権利」みたいな話は、この映画の内容で反映されているのだろうか？とちょっと疑問な部分はある。そんなにベルの意思は表明されてたようには思えない。本が好きで本たくさんあるからあそこで住むことがベストの選択、と思ったとしたらそれって視野狭い気がするしな〜、とか思ったり。
もっと言うとBeastのキャラもよくわかんない。母親を亡くしたからどうのこうの、ってのはあったけど、登場時にはまあまあのクソ野郎だったはずで、なんでそこからそんな改心してるのかってゆーところは端折られている気がするし、
そもそも前はやりまくりだったはずで、何そんな若いねーちゃん相手に照れてんだよ、クソジジイが？！って思うw あと、男側には選択肢はないのか？って思うしね。まだベルはガストンを選ぶ可能性もあったわけだけど、Beastにはなんら選択しないし、周りからとにかくこの女で納得しろ、みたいな空気感だったしw そんなこと言われたって、アゴ出てる女が無理なBeastだったらどうすんだよ？ってゆーwww
まー、よく知られた話だし、キャストはいいし、ポストプロダクションに金がかかってるし、ハズレはないのは事実。ただ、それ以上ではない。期待値を超えることはない、とだけ言っておきたい。まー、歌も小笑いもあるし、GWのデートムービーとしてはいいんじゃね？
いやーしかし、エマ・ワトソンはアゴが出てるなぁ〜。なんでこうイギリスの女優はアゴが出るかねぇ〜😩
