Canape

美女と野獣のCanapeのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.7
実写化すると聞きいてからずっと見たかったやつ。アニメ版にはない野獣の過去、少々のオリジナルも盛り込みまれている。荘厳なお城、揺れるキャンドルの灯り、要のバラなど文句なしの圧倒的な世界観で再現。
残念だったところがあるとすれば、ベルの唯一の楽しみの本屋さん(ここでは本屋さんでもないよう)本が数冊しかなかったこと、重要な意味を持つ野獣がベルを書斎へ案内するシーンが話の流れで案内したみたいに再現されていたこと。もっといえば野獣のたてがみはもっと毛むくじゃらでも良かった。
それでも、ムーランルージュのようなベルへのおもてなし、そしてジャケットの二人が躍るシーンはアニメ版のカメラワークそのままで感動。ガストン、お城の仲間たちも期待以上。実写化が難しい作品をここまで仕上げてきたのは素晴らしい。アニメ版とは違うラストだったがこれはこれであり。エンドロール綺麗だった。
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