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美女と野獣のみかんのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.5
ディズニーアニメ『美女と野獣』の実写版ミュージカルムービー。

エマ・ワトソンのベルが知的でかわいくて、まさに役ぴったり!歌も自ら歌っててとっても素晴らしかったです。

テーマソングもロマンチックでステキ。

CGの撮影技術もすごかったです。
野獣の表情豊かでアクロバティックな動きや、魔女に燭台やポットなどにされてしまった使用人たちも、それぞれの個性がイキイキしてて観ていてとても楽しかったです。

アニメよりもっとキャラクターが掘り下げられていて、よりリアルでメッセージ性も高いものになっていて、ベルも野獣も周りの人たちから変に見られてるけど、ベルは人との違いを個性として輝かせて自分らしく生き、野獣は違いを嫌悪し隠して生きている対比も深かったです。(人と野獣じゃ安直に比べられませんがw)

あと、本で想像力養うのってやっぱ大切だと思いました。
想像力豊かだからこそ、見かけや偏見だけで人物や物事を判断しないで、ちゃんと本質を見抜き、真実の愛を見つけることが出来るんだと感動しました。

すっかり世界観にハマってしまって、話の大筋は子供の頃の記憶で残ってて、ラストもうダメだ〜って時、バッドエンドになるわけないことわかってるのに泣けてしまいましたw

ドキドキハラハラな展開もありながら、歌もダンスも華麗で、ラストシーンのこれぞディズニー!っていう、明るいエンドにとても楽しくハッピーな気持ちになりました。


★聡明で心優しい美女、ベル。読書好きで進歩的な考え方が原因で、閉鎖的な村人たちから変人に見られてなじめずにいる。

ある日、商売に出かけたまま帰ってこない父のピンチを察して、父を捜しに森へ入ったところ、不思議な城へ迷い込む。

城に監禁されていた父と再会するが、そこには恐ろしい野獣が待っていた。

野獣は魔法のバラの花びらが全て散る前に、誰かを愛し、愛されなければ使用人たち共々元の人間の姿に戻れない呪いを魔女にかけられていた。

しかし、そんなこととは知らないベル。父の身代わりに自分が囚われの身になり、野獣との生活が始まるが、、。


ベルのイエローのドレス、サテンのオーガンザ約55m、縫い糸約914m、スワロフスキー2160個使われた渾身の力作だそうです。野獣とのダンスの時フワッと軽やかに揺れて、優美で本当にキレイでした!
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