J四郎

美女と野獣のJ四郎のレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
3.6
ディズニーの名作の実写化ミュージカル。
主演のベル役にはエマ・ワトソンで、これまでの出演作より一段と輝いてみえる。この年、えらいヒットした映画だけど今回地上波で初視聴です。

アニメ版は20年以上前に観たと思うけど、あんまり記憶に残っていない。個人的にはディズニーものはキングダムハーツのほうが印象が強い。今作に関してもそっちのゲーム内の暴れ回る野獣君や家具の面々のイメージで覚えていたりする。そんな程度の知識です。

この手の映画は趣味じゃないが、それでも映像を見てるだけでもコリャー素晴らしい!今のご時世、物凄いCGなんて当たり前になってるが、いかに世界観に合った使い方をするか?だろうね。
そこは舞台もキャラクターも実に見事にアレンジされていると思う。

ただ、ユアン・マクレガーみたいな顔した燭台と、イアン・マッケランみたいな声の時計のCGはやり過ぎじゃ~ないかな。アホみたいに凝ったデザインになっていて、確かにスゴイとは思うんだけど。気を許すと一服盛られて夜食にされそーな猟奇的な感じすらする(注:J四郎の個人的な偏見です)

ミュージカルものって吹替えで観ると悪くはないが、何か違うものになってしまう印象がある。途中で何度か切り替えてみたけどやはり原版のほうが良いな。
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