リブートしようとして失敗してしまった本作を再鑑賞するも……やっぱり微妙でした。
でも、"ファンタスティック・フォー"が持っている"コメディータッチの軽いノリ"は、ティーンムービーの"ワチャワチャ感"と相性がいいはずなんで、本作冒頭の展開はある意味で理想通り。
ただし、"ザ・シング"にジェイミー・ベルはミスキャストでしょ！
(マイルズ・テラー&マイケル・B・ジョーダンは『恋人まで1%』ぐらいバカバカしいやり取りで笑わせて欲しかったけど…)
そして超能力を手に入れるまでが長い。
(長い割りには友情も恋愛も薄くて後々の展開でも効いてこない…)
(『ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル』ぐらいサクッと異世界に飛んで超能力を経てからワチャワチャやってくれた方が良かったかな…)
そのくせ覚醒後は施設に収容で、最後まで世間と断絶したままという不思議な流れ……
おまけに最終バトルも誰も見ていないところで地味に戦って地味に勝利……
(全くテンションが上がらない終わり方)
最大の疑問。
本シリーズの魅力だった"笑い"や"ユーモア"がなくなり、"暗く"て"シリアス"になってしまったのはなぜ？
(思い返せば『クロニクル』もどんどん暗くなっていったわけだから…監督の資質と本シリーズが合わなかったのかな)
そんなわけで、
結局『X-MEN：ファーストジェネレーション』同様に"チーム結成"を描いてシリーズを再始動させようとするも失敗に終わってしまい……再び本シリーズがリブートされる日は来るのだろうか…………
(マイケル・B・ジョーダンは『ブラックパンサー』のヴィランになっちゃったから、今後このメンバーが集うことは絶望……)
(ジェイミーくんは本作きっかけでルーニー・マーラ姉ちゃんと結婚にまでいたったそうで、、、そこはオメデトウ!!)
