カリコレ2018にて鑑賞。
銃殺された同級生の死の真相を巡るサスペンス。
出演が『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートと、クロエ・グレース・モレッツと聞いた時点で既に「観たい」と思ってしまったので、カリコレの先行上映にて鑑賞。
・母親の死
・主人公のアナログ嗜好
・殺された友人の秘密
・幼なじみとの曖昧な関係
様々な要素を抱えて、映画はサスペンスにも青春譚にも振り切らない、緩いテンションで進む。娯楽作に「分かりやすさ」を求める人にとって、この「緩さ」は意味不明だと捉えられそうなので、劇場公開後の賛否は分かれそう。
その「緩さ」に対して決着を付けるラストの精算には、ある程度は納得。しかし、同時にクライマックスが取って付けたようであることへの違和感もあり、映画の内容に反してモヤモヤを残す。
賛否で言うなら「やや否」に該当する微妙な映画でした。