きき

アロハのききのレビュー・感想・評価

アロハ(2015年製作の映画)
2.2
レイチェル特集四本目で最後!
『あの頃ペニー・レインと』や『エリザベスタウン』のキャメロン・クロウ監督作。

ブラッドリー・クーパー演じる元軍人の軍事コンサルタント、ブライアンは、十年ほど前に滞在していたハワイに戻ってくる。
レイチェル扮するかつての恋人、トレイシーはブライアンも知っているパイロットと結婚し、子供二人と共に空港に来ていた。
軍との調整役としてブライアンについていたのが、女性パイロットのアリソン(エマ・ストーン)だったが、彼女は堅物でブライアンとソリが合わず、反発し合っていく。

というお話。

元々アメリカで大コケしたはず…という記憶があったので期待していなかった。
それに、キャメロン・クロウ監督作って、ゆるーいテンポがあまり好みじゃなくて、ペニーレインを観たのが中学生くらいだったからか、全然ピンとこなかったんだよなぁ。
今観たら違うのかも。

でも『エリザベスタウン』に関しては完全にキキ効果で最高だったんだけど♡

本作は予想通り、なゆるーい感じの映画。
キャストだけは良くて、ポスターにもいる三名はもちろん、ジョン・クラシンスキーの無口にもほどがあるレイチェルの旦那役や、これまたニヒルに笑うビル・マーレイが最高だった…!

そして何より個人的にテンションが上がったのは、レイチェルの娘役が『オリジナルズ』『レガシーズ』でホープを演じるダニエルちゃん、可愛すぎる美少女ー!
で、弟は『IT』のビルで一躍世界的に有名になったジェイデンくん、こちらも可愛い…!
子役がわかるとテンション上がるのわたしだけかな?笑

あとはハワイの景色がとってもキレイだった。
その二点は良かったなぁ。笑

ちょっとエマの演技がくどかったのと、キレのないストーリーが少し退屈。
暇潰しにするには眠くなってしまうかも。
なので、キャストの誰かのファンだったらオススメ。

それぞれシーンだけを切り取ると、良い部分もあるけど、全体を通すと、色々とその後どうなるの?とか、どうしてこういう展開にしたの?という思いが沸々。

記録 : 2020年118本目
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