わろす

ソウ6のわろすのネタバレレビュー・内容・結末

ソウ6(2009年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだかスッキリしなかった。
今回メインでゲームの被験者になるのは保険屋さんだけど、この人個人としては保険会社の定めたルールに沿って仕事してただけなのに、なぜ罰を受けなければならないのか?
保険金支払の計算式を作ったのがこの保険屋さんだから、というのはちょっとしっくりこない。個人経営じゃあるまいし、発案者はこの人でも会社としてそれで運用してるわけでしょ…
このあたり、作中でも「極東では…」と触れられていたように、国民皆保険制度がある日本ではイメージし辛い、アメリカの医療保険制度に対する社会問題をテーマに含んで来たのかな、という印象。
たしかにアメリカでは医療費がバカ高いという話だし、民間の保険会社だから慈善事業じゃないし、日本みたいにどんな病気でも気軽に通院できないし…そういうバックボーンが肌に染み込んでない日本人である自分としては、いまいちピンと来なくて、逆恨みじゃん!?と思ってしまった。
あと、正直そういう社会問題に切り込んだドキュメンタリーを求めてこのシリーズを見たい人がどれだけいるのかな?と…

今回のどんでん返しは、囚われていた親子が保険屋さんの家族だと思いきや違ったところかな?そしてホフマンの正体も無事(?)に暴かれて良かった。
エンドロール後にワンシーンあるので飛ばさないように注意。これは次回作への布石かな?
わろす

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