ししまる

クーデターのししまるのレビュー・感想・評価

クーデター(2015年製作の映画)
2.4
2015年のスリラー。再就職で妻子を連れ、東南アジアへ赴任したアメリカ人技師ジャック(オーウェン・ウィルソン)がクーデターに遭遇、脱出を試みる話。ジャックに協力するハモンド役にピアース・ブロスナン。
劇中、どこの国かは特定されていない。ドゥードル監督がタイを旅行中に体験した2006年のタクシン政権打倒軍事クーデターが基になっている。ロケはタイ政府の協力を得てチェンマイで行われた。原住民が話しているのはラオス語、山岳民族の言語などを組み合わせている。 撮影に当たってはタイ君主制の画像を使用せず、タイ国王のシンボルカラーである黄色を使わないよう指示された。当初、カンボジアを舞台にした作品にする予定だったという。
街中を逃げ惑うサバイバルで緊迫感はあるが、たいしたストーリーもなく終了。子どもたちがわがままな発言を繰り返すのでイライラ(まあ実際はそんなものかもしれないが)。
「(他国が)インフラ整備のため返済できるはずのない額を融資して、返済できなくなったら支配する」(ハモンド)は中国っぽいけど。
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