いやー、怖えぇー、コレ。
日本では考えられない。
クーデターが起こったら、人間こんなに殺戮マシンになるの?
血も涙もない。
こんなんに巻き込まれたら生き残れる自信ない…。
ホラー映画のようだけど、生きた人間の生き残るための戦いであり、殺戮してる立場も追い詰められていることが物語の終盤でわかります。
私利私欲が生み出す憎悪。
今でも世の中のどこかで、そういうことは起こっているんだろうな…。
ピアース・ブロスナンがお年を召されて、むちゃくちゃ渋くなってカッコよくなってます。
エネミーラインでもそうだけど、オーウェン・ウイルソンは戦わずに逃げる役を今作でも好演。
家族想いの、どこにでもいるお父さんがいい感じ。
最後、母は強し!ってとこが見れるところもよし。
ただ全編緊張に溢れてて、ノンフィクション感もあるので、どっと疲れます。
平和が一番です。