2017年 135本目
アシュトンカッチャーバージョンの、本人憑依してんのか?って見た目の作り込みからするとこちらはそこまでは思わないけど、マイケル・ファスベンダーって男前ですね〜やっぱり。
本作は割と娘との親子の距離感とか葛藤とかに比重置いて描かれていたような気がします。実際の発表会で世間の度肝を抜いた!みたいな派手なシーンは無くて、その前後のドタバタの中での戦友や家族や部下とのひたすら心を剥き出しにして掴み合う会話劇。
「人格と才能は共存出来る」ってウォズアニック役の人が捨て台詞のように言いますが、「天才、奇才」なんて呼ばれてる人達なんて歴史を見返しても人格破綻してる人ばかりじゃん、って思うと、映画観てる2時間だけでもひたすらイライラさせるこんな性格破綻者に長年ついていけてた人達がいたって事のが凄いです。